ポップでハッピーな日々

ドルヲタ(男女問わず)の社会人(24♀)の呟き。

ドルヲタジャニヲタとダイエット(現場編)

※さきに、今回ダイエット要素は0ということを申し添えます。田舎者によるただの現場備忘録です。



さて、気は熟した。

八乙女担の想いが篭った黄色のワンピース(前回記事参照)を身に付け、2016年8月20日、博多駅のホームに降り立った私に隣の母が呟く。


母「誰かノロウィルスに感染してライブ中止になってないか、ちゃんと確認しなさいよ」

私「さすが以前、某バンドのライブのために今回同様博多駅に到着した瞬間、公式サイトでライブの中止を知るという軽いトラウマを抱える母〜〜言葉に重みがある〜!


大きな尻を叩かれながら確認した所どうやら中止では無いようでほっと胸を撫で下ろした。(確かにHey!Say!JUMPは9人も居るわけだし、流行り病など1人が掛かったらたちまち皆倒れてしまいそうなものだから今後も健康管理には気をつけていただきたい、とジャニヲタ兼ハロヲタとしては切に切に願う所存)


博多駅にはいつも人がごった返していて、田舎から出てくると毎回圧倒されるものだが、同日はエグザイル系列のライブも開催されていたようでそりゃもう凄いことになっていた。高台じゃないのに酸素が薄い。先に家族や職場への土産を買い込んだ後向かったホテルのフロントの空気がやけに澄み切って美味しい気がする。


ジャニーズのライブは10年ぶり、人生2回目であるため私達親子は勝手が分かっていなかったが体力が人並み以上に無い自覚はあるためホテルで体力温存に努め、(又の名を爆睡とも言う)そしていよいよ出発の時間。

寝癖がついた髪を直してタクシーに乗り込み到着したマリンメッセ福岡には、たくさんの中高生の女の子たちが所々でグループを作ってセルカ棒で写真を撮ったりうちわを並べてはしゃいでいた。


ふと自分の中高生の頃を思い出すとこんなにキラキラしていないしオシャレをする財力もやる気も無かった気がする。

野球の全校応援で真っ赤に焼けた鼻先と頬を剥き出しにしながら歩き、すれ違うカップルに「マジアンパンマン(笑)」と言われた、そんな記憶しかない。


いやはやジャニーズってすごい。

キラキラをファンに分け与えてどんどん可愛くさせているのだ。なお、その当時の私のツイート(今は全く触っていない垢)がこちら。


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…ううん気持ち悪いですね!

よく周りからは「女でまだ良かったよ…あんたが男だったらもう通報されてる」と言われますが客観的に見たらまったくその通りですね!/(^o^)\

チラチラと周りの子達を見ながら物販へ。

今回のライブはペンライトが初日大阪で売り切れる、という事態が発生していたため少し心配していたが、福岡公演は少し日が空いたためか大して並ばずに無事購入完了。物販に立つ警備員のおじさんに「メンバーの名字でご注文下さーい!」と言われたのもあり、記念すべき初の注文は、「オッおかもとくんの…うちわと…おかもとくんの…」と呼び慣れない言葉にキョドる気持ち悪さを見せる結果となってしまった。

なお、隣にライブTシャツを着た40代ほどのおじさんが「圭人のうちわと圭人の写真と圭人の…」と注文していたのを見て下の名前でも良かったのか…と思ったりもした(たぶん違う)


いよいよ開場。

今回スタンド席でそこまで近くない、ということは事前に確認済みであったがいざ自分の席についてわたしは愕然とした。


めちゃくちゃ近い。

肉眼で見える。


今まで同会場で見たことがあるライブはMr.Childrenしか無い私は、これでもかとせり出したステージを見たことが無かった。

あと1時間足らずで本当にこのステージにあの9人が立っているというのか。ここに。


私は咄嗟にタオルで口を押さえた。

気持ち悪いというわけでも無いのに吐きそうになるのは生まれて初めてだった。


30分前からぽつぽつと始まったJUMPコールに参加することも出来ずにひたすらに白い幕で覆われたメインステージを見る。



〜開演〜

※正直ライブ後の記憶が宇宙人にさらわれたレベルで無い(後述参照)ので当時の私のツイートから引用します。



【きょうのけいと】in福岡

・何かの曲で「Thankyou…チュッ」

・明日Yellでメンバー、ファンみんなタオル回す中左手にタオルを持ち何も持たない右手全力振り、けいとりんタオルを振ろう…!!(ママの総意)

【煽り】

圭人「もっと!」\イェーイ/

圭人「もっともっとぉ!」\イェーイ/

圭人「もっともっともっとぉ!」\イェーイ/

圭人「さいごに〜!?」\イェーイ/

圭人「…いぃよぉ〜」(小声)

光「www」




見事に圭人しか見ていません。

ちなみに有岡推しの母は横でずっと「だいちゃん!だいちゃんかわいい!」を繰り返していました。そんな母もハチャメチャに可愛いユニットソング「僕とけいと」を見た時は下唇を噛んでいた。そうだろうそうだろう



そしてアンコール。

ここで私的事件は起こる。

今回福岡ではアリーナを通るトロッコとスタンドの上の方を通るトロッコ2種類に、メンバーが分かれてファンサを振りまくという構成。私の席はスタンド真ん中、上からも下からも中途半端に遠いという席だった。

ファンサなど貰えないだろう。近くにメンバーが通った時にそのきらめきをプリズムを浴びよう。そんな風に思っていたが。


まさか下に圭人、上に伊野尾くんが全く同じタイミングで来るとは。


きらめきを浴びすぎて死ぬ。プリズムショーに私はもう破れているのに無理やりリングに立たされる。人生で一番顔を前へ後ろへ動かしました。後出しになるが私は伊野尾担でもあったのだ。(前回記事参照)


当時、朝の報道番組、バラエティ、ドラマ、各種雑誌で遺憾無くその魅力を発揮していた伊野尾くんの人気及びファンは急増していたように思う。なんせ私もそのひとりだ。

スタンドトロッコに乗ってひらひらと手を振る伊野尾くんは不思議な色気があって周りはその美しさにあてられていた。



(でも…でもわたしには圭人が!)



変な義務感に駆られ、下のトロッコを見る。

私の周りはたまたま伊野尾担がたまたま多かったので(強調)、みんなスタンドトロッコを見ていた、つまり振り返っていたのにその時気付いた。みんな苦渋の決断をしていたに違いない。後頭部に目があればこんな辛い思いはしないのに。


それはともかく、生まれて初めて作ったうちわ、「けいと」と書いたうちわを下に向けた瞬間、




確かにその時、目が合った。





圭人はぎゅっと目を細めて笑って、両手でピースをしてくれた。擬音にすれば「にこーっ!」といった感じだろうか。


その時私が感じたのは、「消えたい」ということだった。さらさらと砂のように消えてしまいたい。喜びを通り越してそこにあるのは無だった。無になった結果、殆どの記憶が消えてしまったというわけだ。



次回会う時には消えずに済むように、せめて推しの網膜に醜い頬骨ゴリラの姿を見せないように自分磨きをして行こう。初めてのファンサは、また私の意欲を昂らせる素晴らしいものだった。




「JUMPちゃん達と同じ時代同じ国に生きていられる奇跡を感じて父母祖父母に感謝した

お墓参りして先祖にも感謝した

よかった参戦前にお盆という素晴らしい機会があって」

(当時ツイートより引用)




2017年夏も、お盆にきっちり墓参りをして参戦したいと思います。